然 Shikari 和晒(いっぴん)
¥ 1,100 税込
商品コード: s-003-00
<いっぴん>
優柔〜yu-ju〜独自の技法で作られ、驚くほどの優しさと柔らかさを実現した和晒です。通常の工程で使用されるアルカリ性や酸性の化学薬品などを一切使用せず、酵素系の薬剤のみを使用しています。省エネルギー・環境保全を目的として開発したエコロジー製品です。
34cm×約3m
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「いっぴん(酵素和晒)」について
天然の素材をできるだけ傷めないように、環境にもお肌にも配慮した酵素和晒として、生成りの状態で仕上げています。そのため、生地に綿カスと呼ばれる茶色や黒い小さな粒が付着しておりますが、元々綿花に含まれる成分で、有害な物質ではありません。
糊剤や柔軟剤等の薬品を使用しておりませんので、敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。
お取り扱いのご注意
<和晒生地はとてもデリケートです>
優しく織り上げているため、毛玉ができたり、縮んだりすることがあります。色合いや風合いを保つため、タンブラー乾燥を避けて、手洗いの後に形を整えて陰干ししてください。
濃い色のものは色移りをすることがありますので、ご注意ください。
「優柔〜yu-ju〜」の仕上げ方法は三種類。
優柔〜yu-ju〜独自の技法で作られ、驚くほどの優しさと柔らかさを実現した和晒です。通常の工程で使用されるアルカリ性や酸性の化学薬品などを一切使用せず、酵素系の薬剤のみを使用しています。省エネルギー・環境保全を目的として開発したエコロジー製品です。
和晒では、通常最後の工程で見栄えを良くする為に、蛍光染料を使用します。その技法は古くから化粧晒とも呼ばれ長く愛されてきました。美しく化粧を施した「べっぴん」は、白の強調された美しい仕上がりです。
なにも着飾らない生地素のままの「すっぴん」は、蛍光染料を用いず、そのままの質感を活かした、自然な仕上がりとなっています。
糸と織りのバランス
「優柔〜yu-ju〜」は、「然」及び「拭」の裏地に「特上総理」を使用しています。丈夫で厚みのある糸が、「総理」の120%以上の密度で織られているため、格別な柔らかさに仕上がっています。
優しく織り詰められた、細い糸では出せない滑らかさは、フェイスケア・スキンケアに適しており、きめ細かい泡立ちが不可欠の洗顔の際にも、自然な美肌をサポートします。 角野晒染の和晒生地には、シャトル織機(ショッキ)という織機を採用しています。
まぼろしの「シャトル織機」
角野晒染の和晒生地には、シャトル織機(ショッキ)という織機を採用しています。
通常の織機は糸を風圧や水圧で通し高速で織りますが、シャトル織機はその名の通り、シャトルを行き来させて、通常の織機の五倍から六倍の時間をかけて丁寧に織り上げます。非常に低速で織るため、糸に負担がかからず、凹凸のある柔らかい風合いの生地になります。
この織機で織られた木綿は幻の地場産品と呼ばれており、堺和晒の風合いに欠かせない存在となっています。
洗って、洗って、ふんわり
洋晒では、生地を晒した後のプリント工程の為に、生地の表面の毛羽(ケバ)はすべて焼いてしまいます。
堺和晒は、織りあがったそのままの状態の生地を使用します。もちろん毛羽は、そのまま残っています。この毛羽と、生地にストレスをかけない和晒の製法が重なり、吸水性や通気性の高い、ふんわりとした堺和晒が出来上がります。目には見えませんが、洗えば洗うほど毛羽が立って柔らかくなっていくのです。
ゆっくり、じっくり、ふんわり
現在では、生地に圧力をかけて短時間(一時間未満)で仕上げる洋晒が主流となっています。短時間・高圧力で晒された木綿の繊維は、やや扁平になってしまいます。
これに対して堺和晒は、大きな和晒専用の釜で、通常四日間かけて生地を炊きます。余分な圧力が一切かかっていないため、木綿の繊維は円形を保ったままです。
この円形の繊維が、優しくて柔らかい肌触りを生み出すのです。
サイズ(単位:cm)
商品 | サイズ |
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フェイスタオル | 33×88 |
ハンドタオル | 33×33 |
和晒(反物) | 34×約300 |